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zoom RSS テーマ「ショートショート」のブログ記事

みんなの「ショートショート」ブログ

タイトル 日 時
優羽カヲリ@世界忍者国様からのご依頼のSS
 ある程度長く生きてきて、普通の人生ではなかなかあじわうことのできない経験をそれなりに過ごしてきた自分だが、その記憶から照らし合わせてみても、彼女との出会いは数奇な運命、としか言いようのないものだと思う。  朽ちゆく『廃園』で出会った彼女。世界から隔絶された場所で生きていたせいかどこか浮世離れしたところもあり、それでいてごく普通の可愛らしさもあり、そしてまた父親の後を継いだ管理者としての強い責任感をも持っている。  最初はわけのわからない相手に遭遇してしまったな、程度の思いだったはずなのに、... ...続きを見る

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2012/05/26 09:36
花陵ふみ@詩歌藩国様からのご依頼のSS
 貴方はとても感情が豊かで心優しい人だと、昔言われたことがある。その時はわりと鼻白んだし、正直決めつけるような台詞に怒りも覚えた。  自分が優しい人間だと思ったことなど一度もない。感情は人並みには備えているだろうが、組織を率いるものとして常にそれは抑制するように努めてきた。  それを、自分だけは理解していると言いたげに微笑まれて、いらっとしたのだ。けれどそこで反発を見せれば相手の思うつぼのような気がして、結局は何でもない顔でスルーしたのだけれど。  今になってなんの脈絡もなくそのことを思い... ...続きを見る

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2012/02/06 06:37
矢上ミサ@鍋の国様からのご依頼のSS-7
 ソファにどさりと腰を落として、それだけでもまだ足りずに背もたれにぐったりと身を沈め、総一郎は疲れきった表情のまま乱れた前髪をかき上げた。きっちり締めていた胸元を乱暴な手つきでくつろがせ、深く息を吐く。  うっすらと開いた目に映るのは、薄暗い天井の格子だった。ぼおっとした力のこもらない目でしばしそれを眺め、総一郎は一度頭を振った。  疲れすぎている。それは判っている。そして明日もまた、同じように疲労困憊の日々が待っている。それも判っている。だから自分がやらなければならないことは、滋養のある料... ...続きを見る

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2011/11/15 19:58
瀬戸口まつり@宰相府藩国様からのご依頼SS
 彼は孤独な鬼だった。  かつて崇拝と愛情の全てをささげた相手は彼の前を去って久しく、その後に彼の前に現れた運命は、全てを覆い尽くした漆黒の闇でしかなかった。  それからは、彼女と再び巡り逢うことのみを心の糧とし、全てを敵と思って生きてきた。かつては敵だったものも味方だったものも諸共に、彼女を消滅せしめたという意味では同義だったからだ。  それでも、長い年月、ほんのわずかの間ささやかな魂の交流がないわけではなかった。暗闇に塗りつぶされたその先に、微かな光がさすこともなくはなかった。変わらぬ... ...続きを見る

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2011/09/09 06:30
来須・A・鷹臣@るしにゃん王国様からのご依頼SS
 夢見がちな事ばかりを言う娘だと思ったのだ、最初は。  その口から出てくる言葉はどれもこれもが有史以来使い古され、すでに角が削られ丸くなったものばかりで、一つとして自分の胸に刺さることはなかった。  むしろ印象に残ったのは、そんな言葉たちを吐き出しつつ懸命に自分の目を見上げてくる瞳の方だった。捨て身ともいえる必死さで、体全部でぶつかってこようとする気概を込めたその瞳は、これもやはりかつて幾度となく見返してきたものだ。けれどそれは、その瞳を持つ一人一人の姿がくっきりと見える固有のもので、大量生... ...続きを見る

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2011/08/10 06:34
ヤガミ・ユマ@鍋の国様からのご依頼SS-6
 彼女に合わせた黒のスーツにきつすぎない程度にネクタイを締め、ヤガミは笑みを浮かべつつ彼女に向かって手を差し出す。跳ねるような足取りでその手に飛びついてきたヒサが、ふと長い髪を揺らすようにして彼を見上げる。 「さっき娘あつかいされたー…」  先ほど謁見した皇帝が口にしたことが、やはり心に引っかかっているらしい。とはいえ、不服そうに僅かに唇を尖らせていても、瞳は笑っている。その笑みを見下ろして、ヤガミは判りやすくからかいの笑みを浮かべて見せた。 「兄妹だよなあ」 「?」  その切り返しに... ...続きを見る

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2011/07/03 21:00
ゆり花@akiharu国様よりご依頼のSS
 最初にその話を持ちかけられたときに、激しく興味をそそられたのだ。  「兄候補を探している少女がいる」、そんな提示に、興味を持たずにいられようか。  言うまでもなく、兄弟という関係はなろうと望んでなれるものではない。また、なりたくないと願ったからとてなくすことなど出来ない。その媒介は肉体を作り上げる血肉であり、意味するところは同じ遺伝子の流れに連なること。  婚姻が「死が二人を分かつまで」という契約によって成立するものであるのなら、兄弟や家族といった関係は死によってすら消滅することはない。... ...続きを見る

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2011/06/06 06:46
ヤガミ・ユマ@鍋の国様からのご依頼SS-5
『結婚でもするか?』  それは本当に本当に、いつもの自分の迂闊な癖が出た瞬間だと、口にしたその時は思ったのだ。泣きじゃくる彼女はただただ可愛くて、腕に抱きしめているだけで眩暈がしそうなくらい幸せで。ひどい男だと後でいくらなじられてもいいと、そう思った。かつてないくらいに強い、この酩酊感。  喉をふわりとくぐり抜けたその言葉に、ヒサは泣きはらして真っ赤になった目を見開いた。その顔を見返して、あ、と思った。だが。 『する』  ぎゅうっとしがみつくように抱きしめられて、耳を駆け抜けた返事に自然... ...続きを見る

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2011/05/15 22:55
矢上ミサ@鍋の国様からのご依頼のSS-6
 破いた向こうに表れた数字を見て、総一郎は手を止めた。届けられたメッセージの妙な力の入りようを、咄嗟に納得してしまう。  来月は2月。月半ばに控えているのは、天下御免の恋する者たちの決戦日だ。チョコレートという名の銃弾がターゲットの心臓を仕留めようと飛び交い、そこから醸し出される甘やかな空気は部外者をも被弾させずにはおかず、リア充爆発しろの雄叫びが虚しく天に響き渡る日だ。  などと、部外者目線で語れるのも、己の手元には最愛の人物からその愛情の弾丸が届けられるのが確定しているからだ。とはいえ、... ...続きを見る

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2011/04/05 21:13
ヤガミ・ユマ@鍋の国様からのご依頼SS-4
 とりあえず、届いた手紙に書かれていた内容を二度見してしまったのは致し方のないことだと思う。よほど、仲介先になにかのミスではないのかと問い合わせをしようかと思ったのだ。  だが、それがあっていると聞かされた場合のダメージは、ちょっと自分でも予想のつかないものになりそうで、そう考えるとなかなか踏ん切りがつかなかった。同じような理由で、彼女へ直接連絡を取るのもはばかられた。どんなに気遣って柔らかい言葉を選んだとしても、お前が指定しているこの時間はおかしいんじゃないのか、とは指摘できない。彼女が間違... ...続きを見る

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2011/03/07 06:44
やひろ@宰相府藩国様からのご依頼SS
 誰かに言われたわけではなかった。明確にそうだと、雷でも落ちてくるような衝撃で悟ったわけでもなかった。  ただ、生まれてから今まで生きてきた日々の中で、日ごと夜ごと、ぼんやりとではあるけれど決して消えることのない思いが、いつの間にか心の底に降り積もっていったのかもしれない。ぼんやりとしたその思いはだからこそうまく掴み取れぬまま、ある日その存在を意識したときにはもう、自分の魂の奥深くまで根を張ってしまっていた。  自分は生涯、誰かと結ばれることはないんだろう。運命なんて大げさな言葉を使う気はな... ...続きを見る

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2011/01/04 09:57
月光ほろほろ@満天星藩国様からのご依頼SS-4
 手配された新居は、狭いながらも木の香りがまだ新しい綺麗な家屋だった。そこに身を落ち着けてすぐ、陽子の日課は掃除になった。  彼女の婚約者はこの世界の住人ではない。なるべく機会を見つけて訪れるように努めてくれているのは判っていたから、彼がいつ訪れても快適に過ごせるように、そんな思いで彼女は新居を清めるのだった。  新居にはこじんまりとした庭もついていて、陽子は早々にそこも花壇へと変えていた。元々あった樹木との調和も考えられたその庭は、近隣の住人達の間でも評判になるほどだった。  夫となる人... ...続きを見る

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2010/11/13 21:23
日向美弥@紅葉国さまからのご依頼のSS
 待ち合わせの時間より早く着いて周辺の安全確認をしてしまうのは、一種の職業病だ。だがそれをいつもよりも念入りにやってしまうのは、やはり相手が彼女の時に限られている気がする。  キノウツンの街は物々しい空気に包まれていて、人々の表情も険しいものが多い。その様子は若干の息苦しさを感じさせるが、それでも今この時、自国の領土が踏み荒らされていないという事実の重さの方がずっと価値あるものだと、彼らは心得ているのだ。幾度となく戦火に焼かれ、暴虐に踏みにじられてきた歴史を持つ者たちの、思いの結実がここにある... ...続きを見る

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2010/10/24 09:00
矢上ミサ@鍋の国様からのご依頼のSS-5
「ありがとう、じゃあちょっと行ってくるね」  そういって、ミサは猫一郎に顔を寄せた。 「王猫さまー、ちょっと待っててくださいねー」  閉じていた目をちょっと眠たげに薄く開き、猫一郎はぴるぴると片耳を震わせた。どうやらそれが、行ってらっしゃいの挨拶らしい。蕩けそうな笑顔になって、ミサは一度きゅっと猫一郎を抱きしめ、それから名残惜しそうに総一郎へと猫一郎を渡した。  ずしりと重い猫を両腕と腰で支え、総一郎は柔らかな毛並みを撫でる。なにが気に入ったのか、猫一郎はすぐに総一郎にすり寄ってごろご... ...続きを見る

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2010/08/29 07:40
ミーア@愛鳴之藩国様からのご依頼のSS-2
 大きなお腹を抱えるようにしてよちよち歩く妻の姿を、バルクは座ったまま見守る。今でも、内心のはらはら具合は最初の頃とさほど変わっていないと思う。この家を訪れる見舞客、とくに女性たちに笑われたり諭されたりしたお陰で、行動には出さないようになっただけで。  最初の頃、彼女の悪阻がひどかった頃には、それこそベッドに縛り付けるような生活を送らせようとしたのだ。重いものを持たないように、歩かずとも動かずとも全て手元に届くようにと力を行使した。そんな自分の行動に、彼女たちは口を揃えてこういった。出産は、病... ...続きを見る

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2010/04/23 11:13
矢上ミサ@鍋の国様からのご依頼のSS-4
 カシカシというあるかなきかの音に、総一郎は進みかけた足を止めて振り返った。背後に停まっている車の窓を、猫一郎が身を伸び上がらせてひっかいているのだ。自分一匹だけが車に残されるのが、どうしても納得がいかないらしい。 「総一郎……?」  すでに玄関をくぐりかけていたミサに振り返りざま名を呼ばれ、総一郎は一瞬逡巡してからほんのわずか唇を和らげて見せた。 「先に入っていてくれ」 「? ん、判ったわ」  当然のことながら訳が判らないという顔をして、けれどミサはすぐに笑顔を浮かべて頷いた。先導す... ...続きを見る

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2010/03/29 10:17
和子@リワマヒ国様からのご依頼SS-2
 なにかを探すようだった戸惑いがちの足音は、一度立ち止まったあとすぐに地を叩く疾走のリズムへと変わった。目を閉じたまま、クリサリスはそのリズムに耳を澄ます。  そんな風に走らなくとも自分は逃げやしないし、なにも変わらない……と、言ったところで、彼女が変わるとは当然思ってもいない。だからただ、近づいてくる足音を聞く。 「クリサリス……!」  名を呼ぶ声が耳に懐かしく響いて、それが今にも溢れそうな水量を含んでいることに僅かに苦笑する。ここのところずっと、こんなトーンでしか名前を呼ばれていない気... ...続きを見る

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2010/03/15 08:50
八守時緒@鍋の国様からのご依頼SS
 砂の上に描かれた文様は、波風に晒されながらわずかに崩れることもなく、ただそこに在った。傍目には粘土の固まりにしか見えないだろう爆弾に信管を取り付けて砂に埋め、創一朗は防波堤の上に立っている時緒の元まで戻る。 「爆弾どうするの?」  潮風に乱される髪を手で押さえながら、時緒は創一朗を見上げてきた。頑是無い子供のようなさまに口元がほころびそうになるのを、とりあえず押さえる。まずは、仕事をしてしまわなければ。 「離れて爆発させる。これで魔方陣が消えればいいんだが」  もっとも、心中ではそれは... ...続きを見る

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2009/12/31 21:58
ミーア@愛鳴之藩国様からのご依頼のSS
 バルク・O・クレーエ、黒にして黒曜。彼は、誉れある二つの名を持つ偉大な魔法使いである。  かつて彼は同胞である黒オーマたちと起居を共にし、敵に対しては刃をもって立ち向かう日々を送っていた。そしてまた、己の知的好奇心の赴くままに世界を探求する求道者でもあった。  彼にとって世界はそれ自体が一個の巨大な叡智であり、その神秘を探求するのに時間はどれほどあっても足りないくらいだった。その一方で、黒の血が為す己の存在意義を賭けた闘争への欲求も常に身の内に在った。  己自身がけっして結びつき合う事の... ...続きを見る

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2009/12/15 09:55
月光ほろほろ@たけきの藩国様からのご依頼SS-3
 その報せを受け取ったときから、予感はしていた。  いつも以上に時間を掛けて服を選び念入りに化粧をして、陽子は家を出た。待ち合わせの場所に向かう間、何度も薬指のリングに触れる。それは、この指輪を嵌めてからもうずっと、彼女の癖になった仕草だ。  待ち合わせ場所は、春の園の中にある桜の園だった。夜桜を楽しむ大勢の人たちを少し避けるようにして、陽子は思い出のベンチに座る。悲しい誤解が解けて、再会した場所。そして自分が彼に、思いを告げた場所だ。体中から絞り出した勇気を乗せた一言に、彼が笑って応え、手... ...続きを見る

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2009/08/21 23:22
松井@FEG様からのご依頼のSS
 入口にかけたプレートは、こちらに営業中の文字が向いている。その僅かな傾きに眉を潜めつつ、総一郎は手と口を使いながら腕に包帯を巻いていた。  怪我の原因は……今となってはまぁ、わりとどうでもよかった。元々総一郎は、自分の興味の趣く先でなければ、けっこう無頓着なところがある。ものであれ人であれ、その範疇から外れた対象に対してはぞんざいになることがままあった。  そもそもこの喫茶店だとて、けして訪れる人の笑顔が見たいなどと言ったサービス精神から生じたものではなく、原型は己が美味しいコーヒーを飲み... ...続きを見る

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2009/08/03 07:03
矢上ミサ@鍋の国様からのご依頼のSS-3
 二階の窓から顔を覗かせた相手を見た瞬間の衝撃を、なんと表現すればいいのだろう。息が詰まる、なんていう生やさしい状態ではなかった。体を巡る血が一瞬で沸騰したような、自分自身の姿でさえ保てなくなりそうな程の、衝撃を。  あの姿は、一年前に見ていた。先の読めないひどい戦いのさなか、ぎりぎりと神経をすり減らしながら指揮を続けていた自分の前に現れた、初めて見る少女。そしてその中に宿る懐かしい魂に、一瞬そこがどこであるかさえ忘れた。よく知る名で呼びかけ、すぐにそれが相応しくないと思い直し、脳裏を乱舞する... ...続きを見る

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2009/07/12 16:54
和子@リワマヒ国様からのご依頼SS
「アポロニアの精霊戦士よ、死の国へようこそ」  ぎゃあぎゃあとしわがれた声でそう紡いだ相手を、クリサリスは足を止め見返した。荒涼とした大地に相応しい枯木に留まった烏が、見せ付けるようにバサリと羽を広げて見せる。 「それとも、清廉の絢爛舞踏と呼ぶべきかな?」  からかう声音にははっきりとした嘲笑の色があった。つかの間立ち止まって烏を見返していたクリサリスは、やがてまた歩を進め出した。もはや、烏には一顧だにくれようとはせずに。  背後で慌てたようなばさばさという羽音がし、黒い影はやにわにクリ... ...続きを見る

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2009/06/21 16:41
ヤガミ・ユマ@鍋の国様からのご依頼SS
 疑心暗鬼になったってろくな事はない、そんなことは重々承知だ。誰に言われずともよく、判っている。  判っているからなんだというんだ。そんなことでは気持ちは動かせない。  我ながら壊滅的に女々しい思考過ぎて、つくづく自分が嫌になる。  旅行社からの手配連絡に添えられた一言は、ヤガミの行きたいところに連れて行って下さい、だった。たったそれだけの言葉にいろいろと考えを渦巻かせてしまう自分はまるで、得体の知れないものを前に触れようか迷いつつぐるぐると周囲を回って毛を逆立てている猫だ。  素直に受... ...続きを見る

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2009/06/02 06:54
矢上ミサ@鍋の国様からのご依頼のSS-2
 鍋城の奥深い一室、執務用にと用意されたその部屋で、矢上は一つ息をついて手にしたカップに目を落とした。きぃ、と細い音がして、向けた視線の先、僅かに開いたドアの隙間から王猫の猫一郎が顔を覗かせているのが目に入り、矢上は口元をほころばせてその場に膝をついた。とととっと猫一郎は彼の元まで寄ってきて、せがむようになぁおと鳴いた。柔らかな毛並みに手を伸ばして撫で、抱き上げて膝に乗せる。さすがの貫禄で矢上の腿を圧迫しつつ、猫一郎は気持ちよさげに喉を鳴らし始めた。それに笑みを零して毛並みを撫で、矢上はふっと眼... ...続きを見る

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2009/05/14 06:52
月光ほろほろ@たけきの藩国様からのご依頼SS-2
 雲の上を歩いているよう、というのは、今のような状態を指すのだろうか。ふわふわと頼りなげな自分は、地面の五センチほど上に浮かんでいるみたいだ。  それでいて、この圧倒的な多幸感と万能感はどうだろう。今なら、世界すべてを敵に回しても勝てそうな気がする、いや、きっと勝てる。  ああでも……陽子はそっと手を胸に押し当てて、周り中を微笑まさずにはいないような、愛おしさに満ちた柔らかな笑みを唇に浮かべる。わずかに俯きがちな眼差しは慈愛に彩られ、怯え泣く子供にさえその膝で優しい夢を見させてしまいそうなほ... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2009/03/26 06:22
矢上ミサ@鍋の国様からのご依頼のSS
 ザル、ワクを飛び越えて、いっそ血液の代わりに酒精が回っているんじゃないかと思えるような人物まで、自分の回りには様々にいた。別に感謝するようなことでもないが、お陰で随分とアルコールには強くなった。  かといって、それほどアルコール自体が好きなわけではなかった。回りの酒豪達につきあわされてほぼ毎日摂取するような時期もあったが、誰もいない時間に一人でたしなもうと思うことはなかった。彼らのせいで、酒は誰かと飲むものという認識が自然と出来てしまったせいかもしれない。誰かと、陽気に、楽しく飲むものだ、と... ...続きを見る

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2008/11/24 18:46
ヤガミ・ユマ@鍋の国様からのご依頼SS
  ・IGNITION・ ...続きを見る

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2008/10/27 06:57
月光ほろほろ@たけきの藩国様からの、ご依頼SS
『なんでかな。君が笑うと、お日様の側にいるみたいな気持ちになるよ』  それは、私の方。私の方こそデス……。 ...続きを見る

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2008/10/16 20:23
一ヶ月以上間が開いてしまいました。
そして更に続いてます。もう秋になろうとしているのに大変申し訳ない。一応次で終わります。更に一ヶ月後って事にならないようにしたい・・・です、はい。 ...続きを見る

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2008/09/20 22:55
夏の思い出ネタSS -2-
 次の日、メイとリオはリワを連れてサカサコタツ遺構にある難民支援所に向かった。各国からこの国に流れてきた難民たちは一度ここで登録をすることで、簡易住宅の割り当てや就職の支援、心身のケアなどを受けられるようになっている。リワの場合はリオの父母が当座の身元引受人になったわけだが、もしも彼の本当の 親がはぐれたままこの国にたどり着いていたなら、支援所に必ず登録されているだろう。そのデータを探すのが、目的だった。  リワが口をきけるのなら、話は早い。けれどリワは未だに一言も口をきこうとはしなかったし、... ...続きを見る

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2008/09/20 22:46
乃亜・クラウ・オコーネル@ナニワアームズ商藩国様からの、ご依頼SS
 届いた逢瀬の誘いには、どこか緊張に震える気配が漂っているように思えた。何度もそれを読み返し、ヘイリーは窓の外に見える夜空を見上げる。  なにか、彼女を怖がらせるようなことをしてしまっただろうか。思い返しても覚えはなく、答えに辿り着けないもどかしさがため息となる。不甲斐なさを叱責されるのならば、かえって判るというものなのに。  かの少女は自分にとってただ一人の姫君、その麗しい微笑みを守る為ならば剣となり楯となってどのような障害をも砕いてみせよう、いつでもそう思っているのに……現実はこの通りだ... ...続きを見る

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2008/09/01 06:41
まだ序盤なんですけれども
もう7000文字オーバーしてるんですが(笑)。これ絶対30000字以上かかりそう。まぁ、出すか出さないかもちゃんと考えずに書き始めた話ではあるので、出さなくてもいいんです、はい。ふらっと立ち寄って読んでくださった方に、面白いと思っていただければ幸せ。 ...続きを見る

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2008/08/13 22:35
夏の思い出ネタSS -1-
 身長より高いヒマワリに囲まれて見上げる空は、燃え盛る太陽に漂白されたかのように、色を失った光に満ちていた。  それで命を削るを良しとするかのような、蝉時雨。森からは離れているはずなのに、耳を聾する激しさはやまない。  少年はヒマワリの畝の間に立って、ただひたすらに色のない空を見上げていた。額や腕や背中を、たらたらと汗が伝い落ちていく。  このまま、永遠に続くかと思うような夏だった。南国であるリワマヒでは、夏は殊更に長い。だからついそう感じてしまうんだろう。それは判っていた。けれどそれでも... ...続きを見る

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2008/08/13 22:26
完結編UPです。
 ゲームログSS「リワマヒの一番長(くてもの悲し)い日」、よーやく完結いたしました。  えー、今更いうまでもないお断りですが、この話は5/32藩国内有志で行われました皆見さん歓迎Aマホセッションのゲームログをベースにちひろが書いた、完全オリジナルなSSでございます。登場人物の一部の台詞と一部の行動を除いて、言動や思考は全て私が考えたものなので、感想苦情突っ込み等は全て私にお願いいたします。こんな話になると思っていたかどうかは判りませんが、快くSS化を許してくださった諸兄に心より感謝。そして土下... ...続きを見る

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2008/06/14 22:41
5/3ゲームログSS【リワマヒの一番長(くてもの悲し)い日】完結編
皆見'S Turn PM9:32 ...続きを見る

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2008/06/14 22:41
後編up
ごく一部の方には大変お待たせいたしました(笑)。一週間と一日遅れで後編UPです。そして読んでいただいてお判りの通り、終わってません。完結編でお会いしましょう……って、なんか某菊池秀○のエイ○アンシリーズみたいになってきたな(汗笑)。 ...続きを見る

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2008/06/09 20:50
5/3ゲームログSS【リワマヒの一番長(くてもの悲し)い日】後編
皆見'S Turn PM2:50 「参ったなぁ……」  後ろ手で縛られて壁際に座らせられたまま、もうどれくらい経っただろう。皆見はもう何度目かになる呟きを漏らし、言葉の割にはさほど参っていない様子で目の前に繰り広げられている阿鼻叫喚を眺めた。 (まさかあの定食屋が、あのファンキーなおっさんの仲間だったとは……)  それでもって、そのファンキーな集団がテロリストだったとは……さすがにまったく予想していなかった。  髭面で人によってはむくつけき体格の男達が、恰好だけは一様に愛らしいメ... ...続きを見る

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2008/06/09 20:47
「中編」UP
 中編です。まだ終わってません。これで本当に三分の二かと言われると・・・ははは。そして、きっとブレーキを踏んだ方がいいんだろうなぁというところでアクセル踏んだ結果、またしても皆様酷い扱いです。でも書いてて本当に楽しかったです。本当にすみません(土下座)。  でもって、いろいろ合いの手を入れてみましたが、生ログの皆見さんとダースさんのやりとりには正直勝てた気がしない(くっ・・・)。精進あるのみですなぁ。 ...続きを見る

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2008/05/24 20:03
5/3ゲームログSS【リワマヒの一番長(くてもの悲し)い日】中編
銀'S Turn PM0:55 ...続きを見る

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2008/05/24 20:02
ようやく少しだけUPです。
 5/3のゲームログをベースに、コメディ風味の話を書いてます。あくまで風味。ゲームログ自体はコメディどころかコントなんですが(笑)、やっぱりコメディは難しいです。 ...続きを見る

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2008/05/19 20:32
5/3ゲームログSS【リワマヒの一番長(くてもの悲し)い日】前編
ちひろ'S, Turn AM6:00 「習慣って怖いよね〜」  誰にともなくそう口にしながら、ちひろは歯ブラシに歯磨き粉をたっぷりとつけた。今日は圧しも押されぬ連休最後の日。通常ならば、陸軍医大に勤める医者である彼女には、連休などというものはない。たまたま偶然が棚ぼたして、貴重な連休が手に入ったのだ。ならば盛大に寝過ごしてやろうと思っていたのだが、結果はご覧のとおりである。 「起きちゃったものは仕方ないよねー」  またしても誰にともないつぶやきを漏らし、あーっと開けた口に歯ブラシを... ...続きを見る

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2008/05/19 20:29
設定文SS・「小さな蛙の話」
「小さな蛙のお話」 ...続きを見る

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2008/05/11 11:05
【設定SS】植物性WDの開発風景
「ふぅむ……やっぱり装着時はともかくある程度動き回ると若干肌とのズレが生じるみたいだなぁ。反応速度にばらつきが出てきてる……各所をきっちりと留められるようなプロテクターを、上から装着する必要があるみたいだ」  呟きを漏らしつつモバイルPCにデータを打ち込んでから、その技術者は嬉しそうにインカムに触れた。 「じゃあ次は垂直跳びね。僕たちの試算ではあの壁に赤でマーキングしてある場所まで、飛ぶことが出来るはずだから。一人ずつよろしく」  それほど広くない真っ白な壁に囲まれた部屋の中、つい先ほど国... ...続きを見る

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2008/04/27 19:22
春!
 うちの家には小さいながら庭がありまして、ガーデニング好きな母親が植えた花なんかもいっぱいあるのです。その庭に現在咲いている花は八種類。桜に始まり椿、ボケ、パンジー、水仙、デンドロビューム、あと名前が判らない白い花が2つ。この前までは梅が咲いていて、もうすぐ花開くのが都忘れとツツジとバラ、なんだそうです。そんな会話を花の中で母親としていたら、ふとうちの国も春は凄いんじゃないかと思いまして。  そんなわけで書いてみたのがこちらの文章。「リワマヒの春」というタイトルです。 ...続きを見る

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2008/03/29 20:09
2/16ゲームログベースのSS 「遙か遠き道」-3-
 立花が足を止めたのに気付いた瞬間、襲ってきたのは苦い一撃だった。向かい合わせのこの位置関係では、自分達と同じタイミングで奴らもこちらに気がつくだろう。  その苦さを無理矢理意識の片隅に押し込めて、東は辺りに視線を走らせた。まだだ。まだ見つかっただけ、やりようはある、絶対に。  前方左手にある雑居ビルと十時に走る道の位置関係を素早く目に止めて、声一つ立てずにさわさわとこちらに向かってくるゴブリン達との距離を測る。ビルの陰にさえ入ればキメラのレーザーは無効化できる。ゴブリン20体なら、今の自分... ...続きを見る

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2008/03/20 17:26
2/16ゲームログベースのSS 「遙か遠き道」-2-
 小隊集合、ロッカー室にて待機--------その指令が入ったのは今朝のことだった。だが、その指令を出した当の本人は、なかなか部屋に来る様子を見せなかった。 「東隊長、遅いですよねぇ」 「……そうだね」  もう何度目かになる医療装備の点検をする八十島のすぐ側で、パイプ椅子にきちんと腰を下ろした夢野が時計を見上げながら呟いた。装備品から目を離さずに、八十島が短く答える。八十島はいたって無口で無表情な娘だったが、夢野はなぜか最初に会ったときから彼女に懐いていた。元々人懐っこい娘ではあったが、今... ...続きを見る

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2008/03/20 17:24
2/16ゲームログベースのSS 「遙か遠き道」-1-(3/5一部修正)
 担当官は、書類作成の手を止めて、八十島を見上げてきた。あんまりしげしげと眺めるので、なんとなく居心地が悪くなるほどだった。 「あの、手が止まってますけど」  どうかしたんですか、という続きの言葉を、相手のむっとした表情に飲み込む。またかたかたとキーを叩き出しながら、担当官は先ほどよりも熱度の減った声を八十島に向けた。 「希望の兵科は医療兵。付記、看護学校を今年の春卒業予定、と」 「はい」  そこは強く頷く。技能を持っている場合希望はほぼ通るだろうと聞いているが、強調しておくに越したこ... ...続きを見る

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2008/03/04 23:24
あるリワマヒ旅行者の手記 投稿分ラストまでUPしました。
例の中編をラストまで上げてみました。一応もう提出済みなんですが、こっちを中途半端で放っておくのもあれだったので、はい。 この話自体はまだまだ続きが書けそうな感じではありますんで、いつか続きを書くかもです・・・あ〜、同人誌の方の原稿が終わったら(笑)。 ...続きを見る

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2008/02/05 20:01
【中編SS】とある旅人による、リマワヒ観光記(ラストです)
 「展望台」と呼ばれる遺跡最上層からの眺めは見事だった。少しずつ色の違う青が帯状に連なるリワマヒの海は美しく、陸に目を転じれば手前の都市としての建物群と奥の穀倉地帯、果樹園などが、異なる色合いと質感のコントラストで目を楽しませる。そこを切り裂くように走る長城とリワマヒ川もまた、ランドスケープの絶妙なアクセントだった。  日が暮れるにつれて世界は燃えるオレンジに染まり、緩やかに色を失っていく。絵画のパノラマにも思えるそれを心ゆくまで楽しんで、私たちは日が沈みきる前に外へ出た。  今日一日だけで... ...続きを見る

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2008/02/05 19:53
【中編SS】とある旅人による、リマワヒ観光記(もうちょい)
 もう一つずつコロッケを買って、店舗代わりだろう野菜や果物を満載した舟がたまる川岸を進み、取っつきの船着き場から渡し船に乗る。セイルを張った小型船は陸から吹き抜ける風を受けて、陽光を反射しきらめく海上をしずしずと進み始めた。 「風のない時はどうするんです?」  軌になって船長らしき人物に尋ねると、彼はからからと笑ってエンジンはついていることを教えてくれた。 「だがまぁ、せっかく風があるなら利用する方がいいじゃねぇか。その方が気持ちいいしな」 「ええ……それはわかります」  確かにこんな... ...続きを見る

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2008/02/05 19:52
【中編SS(希望)】とある旅人による、リマワヒ観光記(更に途中)
 歩いて長城を移動し、途中で銀の街に下りる。目抜き通りの両脇には店舗が建ち並び、行き交う人々であふれかえっている。通る車もタクシーやトラック、軍用とおぼしき無骨な車両もあれば、自転車やシクロまでと様々だ。 「ここはさ。去年戦場になったんだよ」 「去年?」  人混みを上手にすり抜けながら、リオくんはそんなことを言う。私はそこまで器用に歩くことは出来なくて、どうにも引き離されがちになってしまう。それでもなんとか後をついていきながら、私は辺りを見回した。大きな交差点を見下ろすように、ビルの上の時... ...続きを見る

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2008/01/29 20:20
【中編SS(希望)】とある旅人による、リマワヒ観光記(まだまだ途中)
 さわやかな鳥の声で目覚める……というのは、旅先の醍醐味の一つだと思う。特にこうした南国では、普段の生活では聞き覚えのないような鳴き声が耳を楽しませてくれる。私はなおもぐずぐずとふかふかの布団に埋もれていたが、遠く聞こえてくる外のざわめきが活気を帯びてくるに及んで、えいっと勢いをつけて起き上がった。微かな疲労感がかえって心地よく感じるのも、旅先ならではだろう。  昨夜は、この国に着いたばかりだというのに楽しいひとときを過ごしたのだ。ゲート前で私を出迎えてくれた人たちが管理局前で待ちかまえていて... ...続きを見る

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2008/01/29 20:19
【中編SS(希望)】とある旅人による、リマワヒ観光記(まだ途中)
 幾つかのリンクゲートを抜けてたどり着いた国は、むわりと湿った熱気と芳醇な甘い香りの漂う熱帯の国だった。手元の観光案内によれば、「夏は熱帯、冬は大雪」という一風変わった気候の国なのだ。  この国の名はリワマヒ国。テラ領域に幾つもある藩国の中でも、小国とされている。と同時に、共和国屈指の食糧生産国だとも。観光地としてはさほど見所のないこの国を休暇の旅行先に選んだのは、そのアンバランスさに惹かれてのことだ。  それにしても暑い。暑いだけならばともかく、この湿度の高さは老骨には堪える。ただ立ってい... ...続きを見る

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2008/01/24 21:29
短編SS「バイトで大惨事!?」
 その日、紆余曲折あって今や立派なリワマヒ藩国民&リワマヒ陸軍医大生となったちひろは、バイトとしてリワマヒ陸軍医大付属の薬品研究センターに出向いていた。 「うわ〜……これ全部、採集班が採ってきたものなんですかぁ」  手に持ったリストに従って、猫士達が採集されてきた植物の花や葉や根、実、種子、樹液などを手際よく仕分けていくのを、ちひろは圧倒されたように見守る。担当官は、こいつ大丈夫かというような顔をしながらも、黙って頷いた。  確かにそれは、圧巻される光景だった。山と積まれた採集物を収納した... ...続きを見る

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2008/01/19 12:43
ストーリーによるAマホバリエーションその2 「サクラサクラ」1-3
 〜3〜 ...続きを見る

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2008/01/14 20:12
ストーリーによるAマホバリエーションその2 「サクラサクラ」1-2
〜2〜 ...続きを見る

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2008/01/14 20:10
ストーリーによるAマホバリエーションその2 「サクラサクラ」1-1
はじめに 「この作品はフィクションです。登場する人名地名等は全てセッションログをベースにしたちひろのオリジナルであり、実際の藩国や藩国民・地名などとはいっさい関係ありません」 ...続きを見る

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2008/01/14 20:07
ストーリーによるAマホバリエーションその1 「リワマヒ国への長い道」1-2
〜2〜 ...続きを見る

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2008/01/02 19:03
ストーリーによるAマホバリエーションその1 「リワマヒ国への長い道」1-1
はじめに 「この作品はフィクションです。登場する人名地名等は全てセッションログをベースにしたちひろのオリジナルであり、実際の藩国や藩国民・地名などとはいっさい関係ありません」 ...続きを見る

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2008/01/02 19:00
(修正済再掲)ちひろの目から見た「まきの誕生日作戦」SS 『コタツ十字に栄光あれ』
 眼下の水を湛えた美しい星では、既に戦闘の火蓋が切られていた。だがその爆音は勿論、遥か高軌道上で作戦の司令部となっている艦の喧騒さえも、彼らがいる場所には届かなかった。  リワマヒ医療部隊は、司令部からの命令がき次第、今いるカーゴごと直ちに火星上にいる「夜明けの船」に降下する事になっていた。 ...続きを見る

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2007/12/28 23:34
ご挨拶SS「長城の上で」(修正済再掲)
「ここって南国だったんじゃなかったか‥‥‥」  宮城に通じる長城の上に立ってつぶやく。魂の故郷でさえ滅多に見ない凄い雪が、古の遺跡からなる広い道をしんしんと埋めていた。予想外の展開だ。  芯から冷える寒さに身を震わせながら、もう一度自分の姿を確認する。  肩までのハニーブロンドの髪は、こちらについて速攻でまとめ上げバレッタで止めた。丸っこい体型のため露出の多い服装は苦手だが、藩国のパンフを読んで一念発起していた‥‥‥のは、この展開にうっちゃられた。まぁ、初めましてのご挨拶だからと念のため持... ...続きを見る

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2007/12/22 20:02

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